アウトドアシーズンインしてから・・・せっせとアウトドア活動に勤しんできましたが
終演の気配を感じ・・・
これは、マズイ・・・まだ足りない・・・
よし、奥の手・・・
強行手段
いい具合に相棒に、長野県への出張が入り・・・
しかも、夕方までに荷物を取りに行けば良いだけ
荷物を取りに行く=車
しかも、この出張が入るかも・・・という段階で
「私」 長野やったら、前入りして「山」寄って来たら?
「相」 そうやろ~!?
この流れ・・・チャンス到来・・・
スケジュール調整したら、一緒に行けちゃう
ある日・・・
「相」 ここ行こうかと・・・
と、出してきた「山」の本
開かれたページは「八ヶ岳」
どうも、立ち寄り先が、美濃戸口からすぐ近くだとか
と、いう事で・・・急遽の予定で、見事アウトドア活動にラストスパートを
かけることが出来ることに
ルートは色々検討しましたが、健脚な方なら、赤岳までピストンされるようですが、
前入り予定で動けるように調整したし、折角なので・・・
山で1泊
更に、どうせなら
テント泊しようじゃないか、という事に
※何より・・・私の体力ではピストンはちょっと自信ないし(笑)
さてさて、1日目、早朝、いや夜中?大阪出発し無事に美濃戸口へと到着
美濃戸口からは林道を走って、やまのこ村まで車で行く予定でした・・・が・・・
林道・・・思ったより、険しいね・・・
この先・・・もっと険しくなるかな???
・・・
・・・
・・・
はい、諦めましょ
来た道を戻り、美濃戸口に車を止めて・・・美濃戸口からのスタートへと変更~
ま・・・仕方ない
この先がどんな道かわからないし、何よりこの日は荷物を運搬しないと
いけないので、ハイエース
空荷のハイエースでは、悪路の急な坂道は危険だということで断念~
・・・時間も余裕だし、ほんの1時間多く歩けばいいだけ・・・
気にしない、気にしない・・・
何となく・・・哀愁漂う背中・・・
さっき通った林道の紅葉や景色を眺めて
テンション上げるよう努めてみます
そして、何より・・・今回、ちゃんと量りませんでしたが
このところ重量チェックで15キロオーバーになった時と同じか、少し重い位の
荷物に、一抹の不安
林道終点の赤岳山荘からは「南沢コース」「北沢コース」へとわかれます
私達は・・・行者小屋をベースにする予定でしたので「南沢コース」へ
ここからはキレイな森が広がります
所々、色づく木が、和ませてくれます
気分が軽くなったとホッとしていたら・・・徐々に登りが出てきて・・・
案の定、荷物の重さが堪えます
私が相棒より後方を歩いている時は・・・
私のペースが遅いor急斜面の危険個所を下る時
はい、これは・・・私の
ペースが落ちています
少~し休憩して・・・
再び、前を歩きます
ですが・・・
再び、後方へ
荷物が・・・重い・・・
足が・・・進まない・・・
ガンバレ、私・・・って言うか、相変わらずヘボ過ぎ
でも、やっぱり気分をしてくれるのは、
森の木々
日本の針葉樹としては、唯一の落葉性の高木の
カラマツ
キレイに色づき、針の様な葉をしているカラマツは遠目で見ると、ボンヤリとした輪郭で
浮かび出ている様に見え、何とも言えない美しさ
そして・・・こちらも決して珍しくはありませんが
鮮やかな山吹色の
カベンタケ
一応・・・キノコ類とされるそうです
と、ナントカカントカ進み・・・森が開ける場所へと出ると
頂上付近は雲で覆われていますが、八ヶ岳がお目見え
雲で隠れている感じが逆に
威厳さえ感じさせてカッコイイ
そして、間もなく・・・行者小屋へと到着
天気は良かったのですが、頂上はやっぱり雲の中
ですが・・・風の具合で・・・頂上まで見える時もあり、ひとまず荷物を置いて
小屋前で、休憩&赤岳を観察
う~ん・・・
カッコイイ
この写真なんか・・・奥の木が壁画みたい・・・スゴイ
この小屋からは・・・赤岳までの
文三郎尾根のルートがよく見えるんです
階段が苦手な私にとって・・・ここでもまた不安要素
いつになく・・・真剣に・・・歩く予定のルートを眺めます・・・
いくら眺めても・・・階段は少なくなりませんが・・・(笑)
写真は左向いていますが、右前方を向くと、この場所が・・・
文三郎尾根のルートが一番良く見えるポイント
実はこの時・・・ヘリコプターが何度か往来
最初は、ルート途中の階段へと・・・ホバリングし、吊り下げで人が降り
その後に、再び飛んできたヘリコプターは、またホバリングして、今度は登山道から
離れた場所目指して吊り下げで下降・・・その後上昇
下山して来た方のお話しでは、頂上付近で滑落事故があったとのこと
・・・その方のレスキューだったようです
滑落した方の安否は不明とのこと・・・無事を願うばかりです
さて、夕方が近づくと・・・頂上付近にも青空が広がり出し
ハッキリと見えるようになった赤岳頂上を再び眺めてから・・・
今宵の寝床へと・・・
平日だったので、テント場は7~8張のテントと、ゆったりとしたスペースで
泊まることが出来ました
翌日は、当初の予定では夕方までに・・・でしたが
直前で、なるべく早く荷物を取りに来て欲しいとの連絡が入ったようで
遅くても、14時には駐車場まで下山する予定へと変更になったので
・・・天気の具合をみて、天候が悪くなければ、なるべく早く出発しようと
いう事に
※滑落事故もあったので、無理はせず、焦らずゆとりをもっての行程にしようと決めました
私の体調も・・・自信ないし
私・・・2000M以上の高度に上手く順応出来ないようで
過去2回は軽い高山病の症状が出てしまっています
なので、明日に備えて、睡眠をしっかり取って、鉄分もしっかり補給しましょ
では、2日目は次回へと・・・