2月怒涛の「山三昧」 ~大山編~

たけじゅん

2017年04月07日 18:53

2月の中旬から相棒との「アウトドア活動」を再開
まさかの第一弾はメインが「ボタン鍋」

で、その近場でと行先を選んだ「氷ノ山」は、世間では「春一番」で
強風がニュースで取り上げられる日となり、登山口からは
まさかの850m地点にて撤退
メインが「ボタン鍋」・・・で行った罰でしょうか

「ボタン鍋」には大満足だったのですが・・・
帰りの車で、相棒との会話は

「相」 明日、どうする
「私」 ・・・
「相」 「大山」行きたいんやろ
「私」 行きたいんか行きたくないんかと言ったら
   ・・・行きたい
「私」 でも・・・天候がね
「相」 もうすぐ高速やから・・・行くか、帰るか、すぐ決めて

と・・・なり・・・こうなったら・・・

「私」 行くー

翌日も、二人とも休みだったので、どうするか悩んでいましたが
天候が然程宜しくないとの予報でしたが、結局・・・
氷ノ山から帰宅方向に向けて
100キロ走って「篠山」へ
そして「ボタン鍋」に舌鼓を打って・・・満足ついでに欲が出て
また、反対方向に向いて
200キロや尻「大山」付近へと
私、1人ウキウキ気分で大山へ
※ちなみに「ボタン鍋」は知人にも堪能してもらいたいからと
 知人家族4人&私達の計6人前のお会計を相棒が支払ってくれました


そして翌日


4年連続、来てしまいました

ですが、ここ「大山」では・・・
1年目・・・6合目避難小屋の少し先で撤退
※先行者1名のみ、大山では珍しいパウダースノーのもうラッセル&ホワイトアウト


2年目・・・8合目付近で撤退&下山時ルート外れ
※強風&1年目以上のホワイトアウト
 行きのトレースも全て消えていました



3年目・・・晴天の中、初登頂
※ホワイトアウトにも負けず、道迷いにも負けず・・・通った甲斐がありました

「大山」は、私にはムリな山・・・なんて思ってしまっていましたが
天候さえ良ければ登れる
と、体感して・・・味をしめたのか、はたまた本当に登れるのかを
再確認したかったのか(笑)

でも、昨年はここ「大山」も非常に雪が少なかったので
通い続けている2月の厳冬期の時期に、通常の積雪量での「大山」を
登ってみたかった・・・これが大きかったかな

今年は、寒波到来のお陰もあり・・・積雪量は充分


地味な登りが続きますが、前夜の冷え込みのお陰で雪上も
程良く締まっていて、歩きやすい


天候は「良い」とは言えませんが・・・時折覗かせる景色も見え
過去2回のホワイトアウト時と比べれば雲泥の差


そして・・・1時間程歩くと、結構急な登りなのですが


振り返ると、この景色が見えだすので頑張れてしまいます


うん・・・日本海側は、ボチボチな見通し


この先は、徐々に急登になってくるけど、気合い入れて登りましょ


時折、見渡せる景色を堪能しながら・・・


そして、振り返りながら・・・


先の急登を見上げながら・・・相変わらずのマイペースでボチボチと
・・・でも、しんどいー


この頃には、上も下もガスってきました


あ~ぁ、この様子だと頂上は風がスゴイんだろうな
で、景色も何も見えないんだろうな


でも・・・昨年、景色は堪能したから、今年は普通の積雪量の
「大山」を頂上まで登りたいー
だから・・・来たんだし、くじけるな、私

とは言っても、外科医の景色がみるみるうちに・・・


ちょっと、テンションも
急登で、体力も


急登の途中で、ストックピッケルへと持ち替えて
歩きやすくなって、一瞬ペースは上がったものの・・・
最初だけで、すぐにペースは落ちて、いつもながらの
のんびりペース

そして、急登を登り終えたら・・・次なる試練は強風


九合目付近の木道~頂上避難小屋までって、こんなに
遠かったかな
睫毛も鼻水も凍らせながら・・・


頂上避難小屋へと到着ー

ひとまず・・・小屋へ入りましょ
小屋は以外にも、ガラガラ~
5~6人しか居らず、ゆっくりと広々と利用することが
出来ました
冷えた身体を温めたいので、ここで昼食タイム

昼食&ゆっくり休憩して、外へ出てみると・・・
30名程の団体ツアーの皆様が頂上へと・・・
天候の具合からか・・・トイレ休憩&記念撮影をされたら
即座に下山を開始していました

確かに、頂上は眺望も全くなく、風も強かった・・・


だけど・・・私だったら、頂上ついて、休憩・燃料補給もせずに
そのまま下山は、無理だな
逆にペースが下がって、迷惑かけてしまいそう

何て、ボーッと圧倒されていたら、団体様の後ろを歩く事に
渋滞・停滞が多く、身体も冷えてくるので、合間合間で
数名づつ抜かさせて頂き、何とか団体様から抜け出すことが
出来ました

しかも、団体様のお陰で、登りの時は固かった雪上が
踏み均されて、下山時はいい感じに下りやすい状態に
なっていました

下山時に通った、6合目避難小屋付近には


スキー滑走準備をする方たちで賑わっていました
楽しいんだろうな~・・・でも、私には絶対に無理だ
でも・・・ちょっと興味ある・・・いや、絶対に無理だけど

風が避けられる5合目まで来た辺りで、軽く休憩~


一服していると・・・後方から、声が聞こえてきたので上を
見ると・・・遠くに団体様の姿が見え隠れ・・・
また、先を歩かれたらちょっと厄介なので、そそくさと
出発し、急いで下山


と・・・2017年の「大山」は、昨年に引き続き無事に頂上まで
登頂ー
頂上での眺望は見事なまでに「0」でしたが
これで、登頂率は五分五分まで、引きあがりました

4年間通い続けた「大山」ですが・・・そろそろお腹一杯
満足出来たかな

2月は大寒波到来はしたものの・・・急な気温上昇もあり
「雪山」は一気に「春」兆しへと変わった・・・と思えば、山によっては
知らぬ間に新たな積雪で、更に雪深くなったり・・・と・・・
この頃は、まだ2月中旬のお話しなので・・・まだもう少し
怒涛の「山三昧」は続きます

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