いよいよ、折り返しの3日目ですが・・・
当初に予定していた「長良川」をダッキーで下る
こちらは、予想以上の釣り師の方の数に驚愕し
宿に戻ってから、色々調べてみると・・・
「瀬」毎にカヤックの通過可能な時間が設けられて
いるという・・・過去最強のローカルルール



長良川を良く知っている人と一緒or何度か下った
ことがあり、「瀬」と「瀬」までの距離や時間が把握
出来ているなら、話は別ですが・・・全く初めての
私達には、ちょっと難しいということで
残念ですが、今回は断念することに
ま、鮎釣り真っ最中のシーズンですから、これは
仕方ありませんね


しかーし！計画変更には慣れている私達・・・
相棒からは、そんなこともあるかと思い用意されていた
代替え案が
「木曽川」はどうと・・・



私は、すぐに2冊の川地図を確認し・・・
と、いう事で、3日目は「木曽川」での川下りに変更が
即決～



そして3日目・・・


こちら「太田橋」からスタートすることに
ここは、現在は運航中止となった「日本ライン下り」でも
有名なルートです
さ・・・それでは、いってみよー


かなり広い川幅に・・・川地図に載っていたような「瀬」は
あるの
と、最初は思っていました・・・最初は・・・


下っていくにつれ、その豊富な水量と、その水量が
作り出すパワーを実感


最初に現れる「大濠の瀬」でスタート時の思いは、撤回ー
・・・海の様な白波に、この先の不安を感じながらも
・・・進むしかありません


予想的中・・・チキンコースを取れば良いのに
「可児合いの瀬」では、大波のど真ん中を突進
体感では・・・波で1ｍ乗り上げて、そのまま1ｍの
落ち込みに突入という、落差2ｍ程下の渦に
飲み込まれ・・・轟沈
※あくまでも・・・体感です(笑)
そのまま、次の「三点の瀬」も流され、瀬が終わった
辺りで、やっと二人とも再乗艇


ここで、魂が抜けた私の為に・・・しばし休息
相棒は、「瀬」の状況を見たくて覗いていましたが
この場所からはイマイチ不明・・・




そろそろ、行こうか？と言う相棒の声に、当分
耳を傾けずゴネていましたが・・・
ここでは、終わる訳にもいかないので意を決して
再スタート


・・・萎えた感、全開ですが(笑)
※ちなみに、相棒はヘルメットを着用しないまま沈したので・・・
　相棒のヘルメット・お茶・コーヒー・帽子を流されてしまいましたが
　再乗艇の後、ヘルメットだけはすぐ回収出来ました(笑)
この後は・・・


少しの川の変化にも、敏感になり、警戒心ＭＡＸな私(笑)
ですが、進むにつれて・・・




先程までとは、うってかわり、自然が造った数々の
奇石怪石の造形美に心和み・・・やっと平常心を
取り戻すことが出来ました


その後、日本ライン下り最大の瀬と言われる
「富士の瀬」は、コースを間違え左に入ってしまい
座礁しましたが・・・無事に通過


ここ、ゴールまでは、およそ2時間
※間、20分位は魂抜けて停滞していましたが(笑)




そうそう、川の藻屑となったと思っていた
お茶とコーヒーは、平常心を取り戻した頃
平常心と一緒に回収することが出来ました


全身ずぶ濡れになったので、この脇でコッソリ
着替え＆片付けし


最寄り駅の「鵜沼」駅～スタート地点の
「美濃太田」駅まで電車で戻り、駅で私は荷物番
相棒が車を取りに行きます
その後・・・真っ先に向かった先は・・・


はい、轟沈した「瀬」の観察


流されながらも、切り立った崖の上の建物を
覚えていたので、そちら目指して駆けつけて・・・




二人で、コース取りの確認＆緊急反省会


この、一番落差のある落ち込みのど真ん中


記憶を頼りに論議は尽きませんが・・・
結局、ゴープロで映像確認してみないと
わからないね～
と、いう事で反省会は一旦終了ー



そして、今回は4日間の予定だったので
今宵のお宿と明日の予定を、天候チェックしながら
検討し・・・この日は近江八幡で宿泊することに
ゆっくり、温泉にでも浸かって、傷心の傷を癒しましょ
ですが・・・当日予約なので、ここでも夕食は
済ませてからチェックインすることに



でも・・・大丈夫ー
ずっと食べたいと思っていた


「鯖そうめん」・・・こちらを数年ぶりに頂いて、大満足



3日目は、想定外の木曽川でのスリルとサスペンスに
アドレナリン放出で・・・思い返せば、楽しい思い出が
出来ました・・・という事に



その動画はこちら木曽川で轟沈

※沈した後、数秒後にはひっくり返ったフネを表向きに
　戻している相棒の勇姿にご注目(笑)



では、残すところ最終日の4日目・・・
その4日目は、また次回に